♥子猫をお迎えになるご準備とご注意♥

室内外出入り自由にして放し飼いで猫を飼われている方もいますが、衛生面や病気・事故を未然に防ぐ為に必ず室内のみで飼育して下さい。
現在、猫の過ごしている部屋は25℃~26℃で生活しています。
寒い時期、暑い時期は必ずエアコン・ペットヒーター等で室温調節してください。

★キャットフード★

ドライフードは生後12ヵ月になるまで、ニュートロキトンをご用意下さい。
お引渡し当初3ヶ月位はドライフードの他に朝と夕方ドライフードのふやかしにウエットフードを混ぜてあげて下さい。
体調が悪ければ、いつも食べるウエットフードを残したりニオイを嗅いで食べません。
体調をみる為にも引渡し当初はウエットフードをあげてください。

★ミルク★

離乳した状態でのお引渡しになりますので基本的には必要ありません。
また、牛乳は下痢を引き起こす原因となりますので絶対にあげないでください。

★ネコ草★

特に必要ありません。

★マタタビ★

猫のストレス解消の必需品です。
身体に害はありませんので時々爪とぎに振りかけてあげるといいです。
使用するのは生後半年頃からでいいでしょう。
 

★猫にとって危険な食べ物★

ネギ類(ネギと付くものは全てNGです)鳥や魚の骨、お酒アルコール類、ドックフード、生卵、生の豚肉、香辛料、人間用の栄養剤、パン(イースト)、イカ、スルメ、サザエ、トコブシ、チョコレート、アイスクリーム、アロエ等です。
食事の最中に愛猫が寄ってくるとついあげたくなりますが、猫にとっては有害なものも多々あります。基本的に猫用の食べ物以外は与えないようにしてください。
猫に手作りの食事を与える場合は、成分に十分注意して作ってあげてください。

★キャットケージ★

好奇心旺盛な子猫の場合は何かと危険が伴いますので、監視できないお留守時は必ずケージ内で過ごさせてください。
ケージは様々なタイプが市販されていますが、成長することを考慮して、横幅が大きいものよりも高さのあるものが理想的です。しかし高さが高すぎるものだと留守番の時に下りられなくなってしまう事もありますので2段ケージくらいが理想的です。
幼い頃からケージに慣れさせておくと成長してもケージでお利口にお留守番出来るようになります。
成長してイタズラしないようであればお部屋に放し飼いしていただいても良いと思います。

★ベッド★

市販のペット用ベットでも良いのですが、子猫時は100円ショップなどで売っている20cm×30cmほどの樹脂製のカゴに毛布やタオルを敷いたもので代用していただいても大丈夫です。
ベットに使用する毛布は数日に1度は洗い替え出来るようなものが良いでしょう。

★ペットヒーター★

冬季にハウスでお留守番させる際にはペットヒーターをベットの下に敷いてあげて下さい。
 

★トイレ(猫砂)★

当方ではおからタイプの猫砂を使用しています。
猫砂の銘柄はどんなタイプでも大丈夫です。
消臭効果のある木製ウッドチップタイプの猫砂もオススメです。

★食器★

食器は猫が前足でひっくり返せないタイプを選んだ方がいいです。
深さは浅いタイプの台形型のステンレス製や陶器タイプが衛生的です。
循環式の給水器も重たいので、倒されることがないのでいいです。

★爪とぎ★

猫の習性上、必ず爪とぎの用意して下さい。
段ボールタイプや縄のタイプなど色々あります。
強化段ボールタイプは爪を研いでもカスが出にくいのでオススメです。

★ペットキャリー★

ハードタイプや布製バックタイプなどがあります。
横だけではなく上面も開く「ダブルドアタイプ」がオススメです。
上から出し入れできると病院へ連れていった時に、嫌がって出てこなくても便利です。

★爪切り★

爪は7日~10日に1度くらいで切ってあげて下さい。
一度痛い思いをすると次から嫌がるようになりますので、深爪には注意して下さい。

★ブラッシング★

ブラッシングは猫の無駄な被毛を取り除くだけでなく、体のマッサージ効果・猫とのコミニュケーションを取る上でも重要な役割をもっています。
毎日行う必要はありませんが生後3ヶ月頃からブラッシングに慣れさせるために、はじめは柔らかいラバーブラシなどで軽く撫でてあげるといいでしょう。
毛の生え変わり時期(季節の変わり目)には毛先の丸いスリッカーブラシも使ってあげるといいです。

★シャンプー★

基本的に猫はグルーミングをするので、シャンプーをしなくても臭くはなりません。
仔猫のうちは風邪をひかせてしまったりするので、暖かな日の日中に行ってあげてください。
シャンプーは市販の猫用シャンプーでいいですが、低刺激のものを選んで下さい。
オススメはニチドウのミラクルシャンプー(キャット)です。
シャンプー後はしっかりタオルドライしてあげてドライヤーで乾かして下さい。
ドライヤーの音は怖がりますので顔にあてず身体から乾かしてあげてください。

★耳のお手入れ★

1週間に1度は耳の中をチェックしてあげてください。
耳の奥まで入れてしまうと傷つけてしまう可能性もあります。コットンや綿棒で優しく拭き取ってあげてください。

★歯のお手入れ★

猫の歯石予防の為に1週間に1度くらい、ガーゼを指に巻いて歯を軽くこすります。
猫の口を開けるのは大変ですが、仔猫のうちから慣れさせるといいでしょう。
また、最近は噛むことで歯石や歯垢をコントロールするというフードもあります。
いつものフードを合わせて使用するのもいいでしょう。

★去勢・避妊に関して★

去勢・避妊は病気の防止やマーキングの防止の為です。性格も穏やかになります。
マーキングは男の子だけでなく、女の子も発情の際にマーキングをする子もいます。
生後6カ月~8カ月頃、体重の目安は2キロ以上です。麻酔を行うので身体にリスクを伴います。
手術を行う際は、かかりつけの獣医さんと良く相談してください。